弁護士法人アヴァンセ 刑事事件の話5

弁護士法人アヴァンセから刑事事件・未成年の犯罪について。

今回は、交通事故・交通違反による刑事事件についてです。

交通事故は、突然逮捕され、被告人にされてしまいます。さらに社会的な情勢として、厳罰化の方向にあります。交通事故や違反で重大だと考えられるケースでは、示談しているかどうかがポイントです。従来は、被疑者と被害者の間でお互いの保険会社が代理人的に争うケースも散見され、直に接触することを排除する保険会社も多いのも事実でした。そしてそのことが被害者との話し合いが進まない原因の1つになることも多いようです。その結果、適切な弁護活動をするタイミングを逸してしまい、重大な争点に発展する事もあります。保険会社任せの対応ではなく、事故直後に被害者へ誠実に接していくことが、被害者から宥恕(許してもらうこと)を得る上でも適切な対応といえるでしょう。

警察官による現場検証(実況見分)に立会い、主張をすることも大切ですが、問題なのは、裁判官が判決を下す際の重要な資料となる調書です。事実として書かれているものに間違いがないか確認して署名することが、自身を守ることになることを肝に銘じて下さい。被告人からの見舞金として被害者に対して金銭を支払っていたかなど、保険会社の示談金とは一線を画す被害弁償をしているかどうかが、量刑に影響を及ぼすようです。弁護士法人アヴァンセがいうには、被害感情を逆なでしてしまうような、保険会社任せの対応は、量刑上、不利に展開するようです。公判請求されてしまうケースは、無免許運転の常習、酒気帯び運転や大幅な速度超過などが代表的なケースです。罰金で済むことが多いのは初回だけみたいですね。

大幅な速度超過は、検挙されたエリアによってその数字が異なりますので要注意です。この他にも住所不定で無職の場合は公判請求される確率も高いようです。

弁護士法人アヴァンセから、刑事事件について色々知っていく内に、
もっと法律について知りたいなと思うようになってきました!それと同時に、自分も運転する時は十分注意しようと肝に銘じたいと思います!