交通事故のいろいろと弁護士アヴァンセ 11

こんにちは!
今日は交通事故に関するよくある質問を弁護士アヴァンセさんにうかがいました。

まず交通事故を起こした時、どんな責任を負うと思いますか?
交通事故を起こした場合に負う責任は3つあり、交通事故被害者に対する民事上の責任( 金銭での損害賠償)、交通事故被害者を死亡又は怪我をさせた刑事上の責任(業務上過失致死傷罪)、行政上の責任(運転免許の取消・停止・減点や反則金の支払い)があります。
そして、交通事故を起こすと警察に届け出なくてはいけないと弁護士アヴァンセさんから聞いていますが、もし届け出なかったらどうなるのでしょうか?
交通事故を警察へ届け出ることは道路交通法上の義務なので届け出るのを忘れてしまったり、わざと届け出なかった場合には法律に基づき懲役や罰金刑が科せられます。
さらに、届け出をしていないと保険金請求手続きに必要な交通事故証明書が発行されないので必ず警察に届け出ましょう。
最後にもう一つ、交通事故でけがをしたときって健康保険を使うことができると思いますか?
健康保険を使うかどうかは被害者が決めることなのですが、基本的には使うことができるそうです。
特に自分に過失があるときは健康保険を使う必要があると思われると弁護士アヴァンセさんは言っていました。
通勤途中や仕事ちゅの事故の場合は労災保険の対象となるようです。
医療現場では健康保険を使わせないように運用している病院も少なくないので注意が必要ですね。